沖縄県子供科学技術人材育成事業　サイエンス・リーダー育成講座2nd

2月21日日曜日、石垣島にある川平公民館（川平農村集落センター）で行われた「サイエンス体験会 i n 川平」の報告です。

　本事業は、沖縄本島の子供達と比較して科学技術に触れる機会の少ない離島地域・遠隔地において体験型の科学教育プログラムを実施し、将来、沖縄県の科学技術を担う人材育成の推進を目的に行っているものです。
　当初1月開催予定でしたが、県の非常事態宣言発動で開催が危ぶまれました。しかし、すでに募集を開始しており申し込みを多数受け付けていたこともあり、県や会場の石垣島と検討し今回の開催へとこぎつけることができました。今回は、石垣島の川平公民館にて、大学や研究機関等による実験や工作など４ブースを設け体験講座を開催しました。参加を心待ちにされていた皆さんの期待に応えることができ事務局一同喜んでいます。

＜会場案内＞


＜会場の川平公民館玄関＞


＜受付の様子＞
コロナ感染症対策として入り口にて検温後、健康状態申告書をご記入の上来場して頂きました。参加者のご協力に感謝いたします。




＜当日の全体の様子＞




＜本年度実施したサイエンスリーダー育成講座内容掲載コーナー＞


＜A.エネルギーブース＞
講師　琉球大学名誉教授　清水先生




再生可能エネルギーにはどんなものがあるでしょうか？


動くかなあ楽しみ。コンデンサーカーづくりに没頭中です。




太陽光発電実験中　太陽のエネルギーを太陽光パネルに集めます。


風力エネルギー実験中　大型扇風機を使って風の力をためます。


自然エネルギーでコンデンサーカーが走った！


＜B.プログラミング（python）でドローン飛行＞
講師　沖縄工業高等専門学校名誉教授　姉崎先生


最初に、ドローンとプログラミングについて姉崎先生の説明がありました。とても難しい内容ですが、皆さん理解しようと一生懸命です。




今回は、プログラミング言語python（パイソン）をエディタのVisualStudioCode（ビジュアルスタジオコード）を使ってプログラムを編集していきました。


第一ミッションのドローンを四角形に飛ばし元の位置戻ってくるができると、今度は、自分たちの好きな方法で飛ばすプログラミングをしていきます。三角形であったり、中には星形☆に挑戦するチームもありました。


エラーを何度も繰り返し、あーでもない、こーでもないと画面とにらめっこです。


ドローンが離陸し、プログラミング通りに動いて着陸するまでハラハラどきどきです。


＜C.科学工作＞
講師　沖縄こどもの国　田場先生


講師　沖縄こどもの国　幸地先生


クロマトしおりづくり　美しい色が広がります。




コマづくり　


錯視ビー玉　ビー玉が上がったり下がったりして不思議