沖縄県子供科学技術人材育成事業　サイエンス・リーダー育成講座2nd

こんにちは。
サイエンスリーダー育成講座事務局の沖縄県公衆衛生協会です

中学生プロジェクト　石垣＆本島南部拠点が昨日無事終了しました！

★　「海洋プラごみ問題」の解決に向けて考えよう！　★
講師：GODAC（国際海洋環境情報センター）
　　　　小寺　克己　氏　　比嘉　直人　氏

＜1日目＞
海洋プラごみについて学び、チームで課題と目標を話し合いました。
この日はみなさん初対面で、話し合いもなかなか進まずみなさん苦戦していました。
しかし、南城チームと石垣チームでそれぞれの視点から異なるアイディアもでて、よいディスカッションができたと思います。






＜2日目＞
前日の話し合いをもとにｱｸｼｮﾝﾌﾟﾗﾝの作成を行いました。
目標を達成するために誰をターゲットにし、どんな内容を伝えるのか話し合います。
初日と比べて、自分の意見をだんだん言える子が増えてきたところで前半講座終了です。







＜3～4日目＞
いよいよ動画の作成です。
まず、作成する際のポイントや、研究者にとって発信力がどうして重要なのか学びました。
みなさん先週と打って変わって、活発な話し合いを行いながら動画を作っていきました。
意見の違いから話が進まない場面もあったりしましたが、そういう経験もきっと将来の役に立つと思います。
どちらのチームもそれぞれのターゲットに合わせた工夫を施しており、素晴らしい動画ができました。
完成動画は全体報告会にて公開しますのでお楽しみに














以下、受講生の感想を一部抜粋して記載します。

★私は今回の講座に参加したことが、今までで環境保全に係る最も大きなアクションでした。そして、最も多くのことを学べた4日間だったと思います。学校では習うことのできない「ｱｸｼｮﾝﾌﾟﾗﾝ」や、学校ではなかなか交流のできない人との交流ができたことなど、とても新鮮で良い経験ができました。他にも人に自分の意見を伝えることの方法、そして、それを実行する大切さや大変さといった、今まで自分にあまりなかったものを身に着けることもできました。何より、自分が「学ぶ側」ではなく、「発信者」になれたことがうれしかったです。今回の講座で得た知識、伝える力、様々な技術をこれからの環境活動に生かしていきたいと思います。

★同じ目標をもって初対面の人と一緒に動画を作るというのは初めての体験で、このプログラムを通してたくさんたくさん成長できました。最初の2日は緊張してあまりしゃべれなかったけど、昨日と今日は打ち解けて、みんなで共同作業を楽しくできました。最終的に完ぺきな動画で終わることはできなかったけど、たくさん知識をインプットできたし、今までインプットしただけで終わってしまったものを今度は発信したり、充実した4日間でした。コロナの中、全員で対面でできるはずのことが今年はできませんでしたけれども、オンラインという場所で、みんなで成長できたと思います。ありがとうございました。

★今回の講座を通して、自分の中の知識や理解をより深めていく事ができた。発信する側に立ったことで、相手に伝えるための工夫や、自分の考えを具現化する方法を学ぶこともでき、良い経験になった。これからの自分の社会生活や将来に活かしていけたらと思う。